20071031


今の仕事はあと1回更新することにして、
夜はコンサルさんの所で使ってもらうことにした。
派遣会社に電話をかけてその話をしてから、
銀座のアップルストアに行った。

派遣会社も就職雑誌も通すことなくいただいた
初めての仕事の縁である。
大切にしたい。



最近聞いた話をふと思い出した。

剣道で、敵に対するときは
相手に照準を絞らず、
全体を見るのが良い、と言われるそうだ。
何かの問題を解決するにあっても
全体を見ているうちに
個別の解も自ずと与えられるのかもしれない。
身体も脳も、ふるまいは
似ているそうだから。

気がついてみると、
どこで働くかなんてことは、
大袈裟に悩むに値しないことだった。

いつでも過去の自分と訣別できる
魂の自由度こそ問題にしよう。

無常を見てこそ生が輝くのであり、
死のミニバージョンが
日常における「さよなら」なわけで、
さなぎが脱皮するように
または
何重にも自分を取り巻いている
ガラス瓶を割っていくように
過去の自分を自発的に壊していけば、
真に生きたと言えるようになるのかもしれない。





2007⁄10⁄31(Wed) 23:10   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
20071030


昨日は完全に辞める方向に傾いていたのだけれど、
今日の17時過ぎ、また違った展開になった。
先日、研修の講師をしてくれたコンサルさんに、
ダメもとで、
夜だけアルバイトで使ってみませんか、
と持ちかけていたところが、
意外にも、良いよ、というお返事をいただいた。

研修中、つい日頃の仕事のノリで
資料の不整合を数箇所指摘してしまったのが
記憶に残っていたようで、
そのあたりで多少使えると思ってくださったらしい。

今の勤め先から3分と離れていないところに事務所があって、
交通は至便。
時給なぞは問題外で、はっきりいって勉強になる。
これ以上のダブルワークは望めない。

そういうわけで、
今関わっている治験が終わるまでは職場に残って、
夕方はコンサルさんのところで申請業務の修行をし、
次なる本格的転職に備える、というのは、
正直言って悪くない。

ああどうしよう。
とにかく明日には決着しないと。



駒場アゴラ劇場で、以前の同僚さんが役者で出ている
オセローを見た。
演出の詳しいことは良く分からないが、
優れた古典の受け皿があったからこそ、
その上で思いきり羽目をはずすことができた、
という感じを受けた。

外国人の女優さんが一人出ていて、
技術と存在感で抜きん出ていたなあ。
8割がた英語、日本語も時々ちゃんぽんにして
台詞を言っていて、そのあたり
平田オリザさん的作風も感じられて
個人的には好みだったかな。

お疲れさまでした。






2007⁄10⁄30(Tue) 23:48   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
瓶を割る


2時間ほど眠って、目が覚めたら
こんどは眠れなくなってしまった。
1日が早回しで思い出された。
今日は各方面との調整を終えてから、
延々たるデータ出力、コピー、
大量の宛名ラベル作成でフィニッシュした。
明日は製本に封筒詰めで終わるに違いなくて、
今回は特に多い。
約2時間連続してただひたすら
プリントボタンをクリックしている間、
一瞬、意識が遠のいてから我に返って、
ああやっぱり派遣先を変えるかなあと思った。
昨日聞いた、
意識はバーチャルだという話が浮かんだ。
論理的に正しいと思えることでも、
それは意識が作り出した論理性であって、
一般性はあるが、個別に落とすと
無理があるって言えば無理がある(こともあるだろうさ)。
妙な理屈を捏ねずに無意識の流れに従うほうが
生命を適切に生かす方向に繋がっている
(こともあるかもしれない)。
生命を輝かせるための
自分の選択に責任を持つ覚悟さえあれば。
昨日の録音をもう一度聞いた。
叱られているような、凄いお話だった。
ファウストを読まなくちゃ。

派遣会社の担当者に相談してみたら、
今までと一転して、
もっと専門性を追究できるところに行きますか、
そのかわり激しいですよ、
という話になった。

まあ考えてみれば
今回の職場はもともと業界見学を含めた見習い、
お試し的要素が大きかったとはいえ、
あまりにも業務が生ぬるすぎた。
人生において一番お上品な職場だった。
そこからして、性に合わないといえば合わなかった。
無策に継続したって力なんかつかない。
見切りも大事だ。
月末までに返事をすることにして
電話を切った。

さてどうなりますやら。
やっぱりちゃんと寝て頭を整理したい。
おやすみなさい。






2007⁄10⁄30(Tue) 03:22   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
20071028


起きてみたら朝10時だった。
BSIのトークはセカンドライフで聞くか、
と思ったのだけれど、
ここ2、3ヶ月まるで触っていなかったせいで、
パスワードも名前も忘れてしまって
とにかく立ち上がらなかった。
午前の部はあきらめて、午後に間に合うように
青山に出かけた。
2時間立ち見だったけれど
結論から言えば、行ってよかったと思う。

隣にいた人が途中でどこかに歩いていったので
目で追っていったら
舞台に上がって話をされ始めた。
本田さんという
以前も面白い話をされた方だった。

3階のパネル展示も盛況で
数人の方のお話を伺った。
研究者の方を身近に感じられて
面白いイベントだったと思う。

お茶を飲んでから
ワタリウム美術館に行く。
南方熊楠。
さらりと見て回る。
マンダラと猫の絵を見ながら
芥子粒の中に大千世界が収まっているという
仏典の言葉を思い出した。
少し驚いたのは、
サークルで後輩だった男の子に会ったこと。
お互い名前も忘れてしまっていたけれど、
顔を見合わせて、
どこかでお会いしましたね、
と立ち止まった。
美術館の中だったこともあって
二言三言で終わったが、
「ちょっと近くに寄ったもので」
「わたしもです」とか言っていたのに、
実は二人とも講演が目的だったらしいのが
なんだか可笑しかった。
学生時代、帰省のお土産に
お菓子をもらったことだけ、後になって思い出した。

お話はモニター視聴だったけれど
充分伝わるものはあった。
今の自分は組織の中で安定を求める傾向にあって
充分に生きているとはお世辞にもいえない。
こんな弱っちい信念で良いのかよ。
ほんとに。
パッションだよな、とか
道々呟きながら原宿まで歩く。
そういえば今日は1食も食べなかったけれど
楽しかったなあ。








2007⁄10⁄29(Mon) 01:10   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
意地っぱり


私の直属の上司と他部署の関係者たちは
自己の責任回避と昨日起きたミスの責任を
誰かに帰着させるための議論に明け暮れていた。
やるべきことはやって特段の非はないはずの私は
何故か微妙な立場に置かれていて
気がついたら悪意あるメールが出回り
私はすっかり悪者になっていた。
殆ど四面楚歌状態に近い。
帰り道、ここまで言われるなら
派遣の更新はやめようかと考えていた。

誰かに相談しようかと思って
携帯のアドレス帳を見ながら
3、4人の顔を思い浮かべて考えていたけれど、
上手く説明できそうになくて
結局電話するのはやめた。

家に帰って
RSSリーダとメールボックスをいじりながら思った。
結局のところ、仕事に未練は全くないが、
ここで辞めてしまったら、
半年前に決めた目標未達のまま辞めることになる。
ついでに、外部からのプレッシャーに負けて退くようで
気持ちが悪い、というのが本音だ。

張る必要のない意地なのか、
よく分からない。

都合の悪い事象が起きたときには
それは自分に何を気付かせるべく起きたのか
考えるべきであって、
衝動的に苦しみから逃げる方法のみを模索するのは
好みではない。
そういう結論に至るまで
3時間もかかってしまった。

なんか暗いなあ。
やだやだ。

テレビでも見るか。

今日三田図書館で借りてきたのは
『絵と文章でわかりやすい!図解雑学 複雑系』。
ちなみに、図書館は2つ使ってるのね。
自宅の最寄と会社の最寄。
区が違うと、蔵書の傾向が違って面白いですな、ははは。
これで複雑系が少しは分かるかなあ。
学習だけが人生のささやかな癒しだよね、まったく。

ふう。





2007⁄10⁄26(Fri) 20:52   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
道の途中


『生物と無生物のあいだ』の著者である
福岡さんが、少し前のトークショーで
こんなような話をされていた。

活字から得る情報とネット等の情報との違いは、
その情報がどれだけ人の眼を通っているか、
それによって、
いかに情報としての精度が上がっているかということだと。
ご自分の経験を例にあげられていた。

「生物と無生物のあいだ」の冒頭は、
川を船に乗って進んでいくうちに見えてくる
ニューヨークの景観描写から始まる。
福岡さんが原稿を書き上げて
校正さんかどなたかからのまず最初の指摘が
「実際に船に乗って見えてくるはずの景色
(建物かなにか)の順番と違う。
現地の人が読んだら妙な気がするに違いない」
というものだったそうで、
確かご丁寧に地図まで添付されていたとか。

福岡さんはそれを苦労話と半ば笑いを意図されていたと思われ、
私もクスリと笑ったけれど、
今の私の仕事は、
重箱の隅をつつくような指摘をするその人の仕事と
さして変わらない。

私がチェックしているのは
いわゆる絶対間違っていてはいけない報告書の中の
数値や語句、その他もろもろ。
勿論、そういう仕事がしたくて
今の職場に入ったわけではない。
外資も医療機器も業界に入るのは初めてだったから
ともかく見習いとして、
この年でコピー取りから何から、とにかく下働き的なことは
何でもやらされていて、
そのうちの一つが、書類のチェックなのだ。
創造性のカケラも発揮できない、
性格が悪くないとできない仕事だと思うけれど
現時点の収入源であるから
郷にいっては郷に従えと割りきっている。

他人のミスを指摘するのは嫌なものである。
言葉遣いや言い方にも気を遣う。
最近は胃炎ではないかと思うぐらい胃が痛い。

作る人は一生懸命ミスのないように作っている。
それはよく分かっている。
ところが、どれだけ見直しても、
本人が気付かない
(まあ時々自分の仕事を見直す気もない無責任な人間もいるが)
穴というものが
他人にはかくも簡単に見える。
上司の名言を借りれば、
「そこだけ蛍光ペンで線を引いたように光って」
見えてしまう。
悲しくも人間とは、自分に都合の悪いものは
見えない生き物なのである。
(確か今日読んだサイエンス誌にもそんな記事が載っていた。
心臓病や離婚、その他悪いライフイベントは、
たとえ自分の身に起こるとしても
ずっと先であると人間は思っているそうだ。

そうそう、
最近になって漸く気付いたのだけれど、
うちの会社は本来有料であるはずの英語版WEBのサイエンスの
フルテキストが何故かログインもせずに無料で読めるんである。
この一点においては本当に良い会社だ、、、笑)

話を戻すと、
様々な人の「人となり」を見ていて
一つだけ明確に区分できることは
「自分は間違う存在だ」という自覚を
多少なりとも持っている人種と、
極めて無自覚な人種がいる、ということ。

人間は間違いをおかす存在で、
それは
自分もだし、他人もである、ということ。
これが腑に落ちるには、苦難と葛藤の遥かなる道のりがあり、
私もまだその道の途中である。






2007⁄10⁄25(Thu) 20:47   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
糧となるもの


職場は相変わらず。
帰りがけツタヤに寄って
劇場版のMrビーンを借りてみたが
どうもぱっとしない。
『Ally Mcbeal』の中では
愛すべき変人だったピーター・マクニコルも
ローワン・アトキンソンと並べて見ると
実に普通だなあ。
どうやら変人免疫ができつつあるらしい。






Peter MacNicol


© 20th Century Fox
Galerie complète sur AlloCiné





6日間一緒に研修を受けていた女の子に
「ねえさん」と呼ばれていて、
兄弟がいないからなんだか嬉しかった。
彼女は作詞作曲ボーカルをやる多才な人で
曲を聞かせてもらったところ、
なかなかの力作。
ライブ頑張ってね。

(※音が出ます)
http://www.myspace.com/cuulong4



フラジャイル読了。
弱者反撃の時なり。
今週末は青山の脳科学ひろばに行く。









2007⁄10⁄24(Wed) 22:15   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
20071023


研修最終日。
今後の仕事の方向性は定まったが
あとはどういう道筋をつけるか、
という話になってくる。
少々悩ましい。



昨日に引き続き、
解剖医ジョンハンターの数奇な生涯、
フラジャイル、
に加えて今日から
『動きが生命をつくる』、
を読み始めた。







2007⁄10⁄23(Tue) 21:51   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
20071022


6日間の研修の5日目、
だいぶ飽きてきた。
4時に終わると夜が長い。
夕飯を食べながら
ラフマニノフの交響曲を聞く。
2番の2・3楽章に聞き覚えがあって、
調べてみたら、
随分前にテレビドラマの音楽に使われていたそうだ。
内容は全く思い出せないが
メロディーだけは確かに耳に残っていた。
最近はラフマニノフばかり聞いている。
食後、講演の音声ファイルを聴いてから
『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』と
松岡正剛さんの『フラジャイル』を交互に読んで、
今はMr.Beanを見ている。
これは殆ど会話らしい会話がないから
英語の勉強にはならないなと
今頃気がついた。

相変わらず、
無軌道な人生、と言わざるを得ない。





2007⁄10⁄22(Mon) 23:54   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
20071020


『意識とはなにか』を再読した。
この本は2冊持っていて、
先生の名前も顔も存じ上げなかった頃に買った1冊と、
著書を全部揃える気になった後に
既に持っていたのを忘れて購入した2冊目とがある。

読みながら、最近ぼんやり考えていたことを
また思い出した。
AさんとBさんという性別も年齢も全く違う2人の人がいて、
AさんをXという呼び名で認識している環境1と、
BさんをXという呼び名で認識している環境2がある。
私が環境1と2をいったりきたりして
Xという呼び名を聞いた時に
AさんとBさんのどちらを先に思い浮かべるか、とか
または両方が思い浮かぶその間の一瞬に
微妙な違和感があること。
それが何だか気になっていた。
よく考えてみればクオリアの問題だった。

やさしい問題とむずかしい問題は
HOWとWHYの問題とも言えるわけで、
どちらかに白黒つけるのではなくて
その間をふらふらと往来するスタンスを
自分に許容できたのは先生のおかげだと思う。

次回の朝カルは12月で、
ずいぶん先なのが少々寂しいので
本を読み返すことにしよう。








2007⁄10⁄21(Sun) 00:29   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
冗談は


やめてくれ、と思う。
以前に数ヶ月服用して効果が出なかったために
服用をやめた薬の副作用情報が発表されていたのを
職場で回覧されてきた薬事日報で知った。
それも誰かが途中で溜めこんでいて
遅れに遅れて回ってきたヤツだから、8月末頃の話だ。
どうせ読まないなら印鑑だけ押して
さっさと他に回せよ、といつも思うのだが。

なんだか急に気分が悪くなった。







2007⁄10⁄19(Fri) 19:47   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
おかゆ


昨日は午後2時を過ぎた頃
胃から腹部にかけて激痛がきた。
なんとかその日は終業時間までこらえたものの
そのまま帰ることができなくて
初めて会社の休憩室を使った。
簡易ベッドがあって
紙でできたシーツが被せてある。
眠っている途中で、
お掃除の方がドアを開けようとしたのだけ
覚えている。

お腹は痛いのだけれど空腹だったから
家に帰ってヨーグルトを食べた途端、
胃が「きゅるきゅる」と可愛らしい音をたてて
また痛みがきた。
こんなのは人生で初めてである。

昔、一人暮らしの女性は就職の時に不利だという話を聞いたことがある。
聞いた時はひどい話だと思ったが、
最近はある意味当たっていると思う。
一緒に住んでいる人がいないと
いざ体調が悪くなったときの回復が遅い。
たぶん気分的に。
(まあ、そうでない人も勿論沢山いるから、
採用の時点でそういう基準を設けるのはよくないとは思うけど、、)
ときどき、誰か一緒に住んでくれないかなと思う。
リッチだったら、お手伝いさんとかほしいよね、と
昨日も同世代の女性と話をしたところだった。

結局今日は休んで
ヤフーで「バーナビー警部」の動画をかけっぱなしにして
聞きながら寝転がっていた。
番組を何作か見るうちに分かってきたのだが、
バーナビー警部の管轄地区は
イギリスの田舎でも上流階級の住む地区という設定で、
アメリカ製のドラマに比べると
スラング風の言葉が少ないし、
現代的な言い回しも余り見あたらない。
そのせいで、私のような
英語を教科書でしか学んだことのない人間にも
聞き取りやすいようだ。

高校の頃までは推理モノが大好きだったが、
最近は余り面白くない。
人を殺したって、何かの秘密が暴かれたって、
一つの事件が解決したとしても、
そのあとも人生は続いていく。
ある種、トカトントン、というような残響がする。

夕方になって、
やっと立ち上がって、おかゆを作って食べた。
食べたものがキチンと消化されるという
ごくあたりまえのことを繰り返してくれている自分の身体を
愛らしく思いつつ。






2007⁄10⁄18(Thu) 19:34   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
20071016


研修3日目、
早めに終わってしまって
時事通信ホールにも早く着いた。
BSIのシリーズトークは
5回目の最終回「脳と芸術」。
ゲストは大物揃いで
今回は人数も多かったから
短時間で話さなければならなくて
皆さん大変そうだったが
なかなか面白かった。
小倉さんのオセローの歌が素敵。

早く着いたおかげで
一番前の席に座れたから、
皆さんのパワーを沢山もらえたのだろうか、
シアワセな気分で目覚めた。







2007⁄10⁄17(Wed) 07:14   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
研修


研修2日目。
講師のコンサルさんは
まだ独立したばかりだそうで、
実際に今仕上げつつある仕事を題材にして
研修をしている。

一部屋の職場なので
クライアントからの電話があれば
研修は中断するし
折衝は丸聞こえである。
なかなかに生々しくて好みである。

明日で一区切りして、
また来週3日間の予定。





2007⁄10⁄15(Mon) 21:50   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
死んだオウム


研修は薬事法がいかに悪法か理解できて
とても面白かった。
というのは冗談だけれど半分は本当で、
明日から実務の練習もできる。
予想以上に楽しい。
今している治験の事務は
ただのアシスタント業で広がりが見えない。
もう少し英語力をつけたら
早く薬事申請業で一人立ちしたいという気持ちが
ますます強くなった。
(あれ、昨日は継続が力だと決意したのじゃ
なかったのだっけ…笑)
この継続と見切りの時期が、なかなか微妙だ。
少なくとも、まだ見切り時ではないと思う。

モンティパイソンを借りて
電車に乗ったら
乗り換え駅で母から連絡があって、
遅くなったけれど、
今朝起きたら猫は冷たくなっていたと言った。

部屋に帰って夕飯を食べながら
さっき借りた
The secret policeman's ballのDVDをかけたら
「死んだオウム」の話が始まった。

オウムを買った客が
店に戻ってきて店主に言う。
「このオウムは買ったばかりなのに死んでいる」
「いや休んでいるだけだ」
「さっき買った時、故郷を恋しがって
泣きすぎて休んでいるだけだとオマエは言ったけれど、
これはどうみても死んでいる」
「いや眠ってるんだ」
「オウムよ、起きろ」
と会話は続く。
店主は死んでいると認めず、
客は死んでいると主張し続ける。
そういう話。

客席の爆笑と一緒に私も笑いながら、
これはもしかしたら
オウムが死んだと思えない人が
書いた台本なのじゃないかと
ふと思った。
演者を見ずに
台詞だけ読んだらそう読める。

オウムの死を認めなかった店主を演じた男性は、
途中で相方の演技がおかしかったのか
笑いをこらえきれずに
一瞬、言葉に詰まって
それが涙をこらえているようにも見えたが
錯覚だろう。














2007⁄10⁄14(Sun) 18:35   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
蒼天


最近『覚悟力』を出版された
藤堂さんのお話を聞いてきた。

この方は数年前、メルマガという媒体が流行り始めた頃から
週1で自己啓発系の内容を欠かさず配信してこられ、
企業のコンサルに加えて私塾も開いている方で、
凡人にも分かるお話をしてくださる。

ここに書ききれないほど
自分の人生において改善すべき点が見つかったのだけれど、
最近の傾向として最も問題だったのは
焦り、だったことに気がついた。

焦りとは、
過程の努力と時間を省略して結果を得ようとする心
であって、
ドラマじゃあるまいし、
実際の人生においては
努力も時間も省略なんかできない。

勉強という種子は、
芽が出て実るまでには時間と手間がかかるということを
私はかくも簡単に忘れてしまうのである。

10年かけてやろう、と思ったら、
なんだか出来るような気がしてきた。

そして、最も重要な学びに8割の
時間とお金を注ぎ込むこと。
そうだ、パレートの法則だよね、と思い出しながら、
やはり凡人がある一定ラインを突破するまでは
そうでなければならなかったよなと
過ぎしここ半年ほどのていたらくを振り返った。

とにかく(命があったとして)これから10年、
医薬業界で仕事をすると決めたわけで。
正直、負けそうになることは多いけれど、
負けても再び戦い続けること、
継続することこそが強みだと
入れ替わりの激しい外資にいると痛感する。
沢山の勇気は要らない。
少しだけ勇気を出せば世界のほうが変わってくれる。
そう聞いたら気持ちが楽になった。

吉田松陰は「蒼天」と言ったそうだけれど、
厚い雲を突き抜けた世界を
やはり私はまだ知らないわけで。
とにかく雲を抜けるまでは下山してはいけない。
黙々と登り続けるしかないんだな。
職場のPCの横にでも「蒼天」と書いて
貼っておこうかしらん。

なんだか急に登山がしたくなった。
でも明日から研修だ。
テキスト読まなくちゃ。



パンズラビリンス、見ました。
映像や人物の描き方は緻密で
とても良く出来ているけれど、
「えぐい」の一語に尽きる殺戮シーンが多すぎるし
テーマが納得できない。
撮影も良い、キャラクターも良い。
音楽は非常に良い。
意味は考えずにホラーとして見るのをお勧めします。
しかし主人公が子供だからねえ。
考えるなっていっても無理かなあ。

最近、映画館では
手放しで賞賛できる作品になかなか出会えない。
DVDでMr.Beanでも見るかなあ。






2007⁄10⁄13(Sat) 20:49   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
映画


「大統領暗殺」を見た話はしましたっけ。
公開前日には、
新聞の号外なんか配ってたようですが、
あまり話題にならなかったみたいですね。

一言にすると、
大統領が暗殺された場合、
どんな人物が疑われるかという話。
現実の予測として見るには
細部の詰めの甘さが目立つようですが、
個人的には人間の先入観を扱った作品として見ました。

主題は悪くないと思うのですが、
ドキュメンタリータッチにしたところで
(特に、実在の人物の映像を使ってしまったところで)
作品としては失敗してしまったような気がします。
でも、これに懲りずに
この手の社会派?作品が
もう少し頑張ってくれると良いなとは思います。

今日はパンズラビリンスを見る予定。
ギレルモ・デルトロって
怖い映画ばかり作ってるひとみたいだけれど、
大丈夫かしら、、、(笑)
でも、予告編の映像が美しかったから
試しに見てみましょ。








2007⁄10⁄13(Sat) 11:21   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
nurse log


夜、受講。
沢山の気付きがあって、
また徒然に思い出すことになるだろう。

ない頭を精一杯ひねって考えている時間こそ
振り返ってみると本当に楽しい時間だったなあと思う。

開高健さんのDVDを見せてもらって、
暗がりで「ナースログ」とメモを取った。
帰宅して調べてみたら
気になった部分がそのまま文章化されているのを発見。
まさにこの部分が、再読したかった。
どなたかは存じませんが、
ありがとうございます。
http://kaikoooo.blogspot.com/2007/07/blog-post.html

ナースログ(写真)
http://www.flickr.com/photos/brucecmoore/1397832615/

http://www.ephotozine.com/photo/719092

http://www.johnharveyphoto.com/HighFalls/ThreeTreesInNurseLog.html


15年以上前になると思うけれど、
たまたま付けっ放しだったTVで
「秋刀魚の味」が流れていたのを見たことがあって、
その時は小津さんのファンというよりも
笠さんのファンになった。
あの映画は良かった、
泣いた、ということだけは記憶していたが、
ストーリーが思い出せない。
今日、部分的に記憶が蘇った。

小津映画は何事も起こらないという人がいるそうで、
表面的に見れば確かに
アクション映画のような動きは何もない。
娘の結婚という一言に尽きる成り行きの中に
当事者ですら看過しがちな心の激震があって、
それをクリアに切り取って表現できるというのは
凄いことだと思う。

そういえばDVDの中で開高さんも、
「筆舌に尽くしがたい」事柄を
いかに表現するかが表現者の手腕だ、
その言葉を使ったら表現者としての敗北だと
というようなことを言われていたっけ。

最近日記が途絶えがちで、
それは毎日の行動が代わり映えしないせいだと
言い訳をしていたわけだけれど、
実は私の人生においてさえも
同様な激震は起きているはずで。
どう転んでも映画にはならないにせよ
日記のネタぐらいはあっていいはずだ。

まあ、とはいえ、
行動しないと何事も進まない。

がんばろうね。









2007⁄10⁄12(Fri) 23:27   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
20071011


1日7時間×6日、
薬事法の研修を受けることになった。
現在の業務には直接関わりはないので
通常は受講することはできないのだが、
派遣会社の担当者を口説き落とした。

思えば長い道のりで、
就業当初から何度も願い出て
今頃やっと叶ったのだった。
派遣会社の担当さんも喰えないオヤジで
はっきりNoは言わないかわりに
なんとか諦めさせようと必死で説得にかかり、

「有休はつかないよ」
「テキストは170ページほどだけど
土曜までに全部読むんだよ」
ぐらいはまあ良いとして、
果ては
「ほかの受講者さんたちは、外国の大学を出て
英語も堪能な方ばかりで、、、
(君だけ違うから)話も合わないと思うけど」

・・・

などと、結構な嫌味を言われながらも
全部ハイハイと流して
とにかく受講させてもらうことになった。
まあそれで3000円のテキストと
受講料を無料にしてもらえるのだから
お安いものだ。
多少の嫌味などガマンしなければ。
と思いつつ
こうやって書いてるってことは
結構根に持ってるってことかもしれない(笑)
まあいいや。

なにしろ頭は悪いし
天然ボケで回転も遅いから
せめて勉強しないと食べていけない。

がんばろうね。










2007⁄10⁄11(Thu) 20:54   もろもろ | Comment(4) | Trackback(0) | ↑Top
時間


実家に帰った。
猫は背骨と足の骨がくっきりと出ていて
抱くのも気がひけるほどだったが、
私のことは一応認識してくれた。

元気な頃のロン
HI350225.jpg

野良だった母猫が居ついた次の春、
彼女が何故か気に入ってしまって
急遽産室になってしまった靴箱の中で生まれた
小さな小さなきみたち。
あれからもう20年ほどの時が経ったんだ。

昨日読んだ大江健三郎さんの本の
『トムは真夜中の庭で』を扱った章で
何度となく繰り返された
「もう時間がない…」という言葉が
浮きつ沈みつしながら
心の河を流れていった。







2007⁄10⁄08(Mon) 22:04   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
諸々の星を


情報というのは、
脳に電流を流すという観点から言えば
薬と同様の作用があるわけで、
目に入れるものに対しては
口に入れるものと同程度の注意を払いたい、
というようなことを
つい最近思ったはずだった。

いかに英語学習の方法とはいえ
最近お気に入りの
(殆ど、英語が聞き取れる確率が高いという意味でだけ
気に入ってるのだが)
バーナビー警部シリーズばかり見ていると
本を読む意欲どころか起きあがる意欲さえ失われてくる。
いくらなんでも、
このままではいかんと思ったのもあり、
レンタルCDの返却期限が来たのもあり、
実家から猫が死にそうだから会いにこいと言われたのもあり、
とにかく部屋を出た。

冬眠の動物が春に巣穴から出るのでさえも
もっとしゃきっとしているんじゃないかと思うぐらい
のそのそと準備を始めたのが夜の8時で、
そこから用事を済ませて
実家にこれから行くよと電話をかけると
コール音を長く鳴らした後に母が出て
今夜は皆寝たから来るなと断られた。

猫は明日病院で点滴代わりの注射をすることになっているらしい。
夏バテが治らず、もう食べ物が喉を通らないのだ。
彼女は私が高校1年の時には少なくとも生まれていたはずで、
その妹(姉かもしれないが)は去年の春に亡くなったから
もう人間なら白寿も超えている。

そう思いながら部屋に戻る気にもなれず
ちゃちな街灯が並ぶ地元の商店街を歩いていると
小さな本屋がまだ開いていた。

たまたま手に取った大江健三郎さんの講演録
『「話して考える」と「書いて考える」』の文庫を
買って読むことにした。
24時間営業のマックはこんなときに便利だ。

言葉のエラボレーション、
リリーディング(読み直すこと)、
時間のこと、
そして引用された
「かくてこの処をいでぬ、再び諸々の星をみんとて」の言葉。
一度生講演で聴いた語り口に乗って沁みこんでくるようで
身体のまんなかの辺りが
ふと、あたたかくなった気がした。
確かに薬は効いたらしい。










2007⁄10⁄07(Sun) 23:24   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
20071006


I spent my time playing Sudoku puzzle and watching TV today.
Nothing happened.
The point is, I'm fine, thank you.






2007⁄10⁄06(Sat) 20:15   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
20071002


新訳の『カラマーゾフの兄弟』を読み始めたら
とまらなくなった。
翻訳モノを読んで面白いと思ったのは
初めてではないかしら、
と思うぐらい読みやすい。

他方、最近聞いた話で思い出すのは、
外国語を学ぶというのは
つまるところ日本語では理解できないはずの
異文化を学ぶということで、
翻訳がすんなり読めるというのは
どうなんだろう、
という気もしないでもない。

でも面白いんだから仕方がない(笑)


所詮一つの現象には
相反する効果があるんだと
何かにつけて思う今日この頃であって、
1巻の最初あたりに
酷い放蕩オヤジの代表格みたいな
フョードルという男が
酔ったまま妻の訃報を聞いて
嬉しさのあまり叫んだという噂もあり
子供のように泣いたという話もある
というような文章を読むと
わが意を得たりというような気分になる。

「どちらにしろ、大いにありそうな話である。ということはつまり、自分が解放されたのを喜ぶのと、解放してくれた妻をしのんで泣くのとは、同じことだったのだ。」
(ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』亀山郁夫訳)



「ニッポンの教養」の放送日が変更されて
プロフェッショナル仕事の流儀の後にきたのには満足。
今まで隔週だったし、
金曜の夜はつい見逃してしまうことが多かったから。
(くどいけれどウチには録画機器がないもので、、笑)

爆笑問題の語りをちゃんと見たのは
殆どこの番組が初めてだったけれど、
意外にいい人たちなんだなあ(意味不明、、笑)と感心。
少々太田哲学(?)がくどいけど、
がんばってほしいですね。

ちなみに、今日は、このあいだ生トークを聞いたばかりの
福岡先生で、この先生も良い味出してましたねー。

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891) 生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)
福岡 伸一 (2007/05/18)
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2007⁄10⁄03(Wed) 01:08   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top

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