20081202


昨日2時間かけても意味不明だったニューヨーカーの記事の
いくつかのパラグラフをカナダ人の家庭教師に教えてもらう。
「キミの英語力では30%もわかっていないと思うなあ」
と苦笑される。

「ニューヨーカーって雑誌はさ、
例えば4つの文章があるとするでしょ、
普通の新聞記事なんかなら4つの意味しかないわけだけど、
これぐらいのレベルの雑誌になると行間にも意味があるから、
6つか8つぐらいの意味があるわけよ。
キミは2つか3つしか分かってないでしょ」

事実はときに残酷である。
しかし。
バカにされると反発心が湧いてくる。

図書館にあったのは9月分の雑誌だったのだけれど、
スパイク・リーがクリント・イーストウッドの硫黄島関連映画を批判するところから始まった
その記事は、たとえ30%しか理解できていなかったとしても
どことなく惹き付けられた。

ぼくも、ここを読んだだけではよく分からないよ、と言いながら
やっぱり意味不明だった最後のパラグラフを訳してくれたのだが、
近来稀なる感動を覚えてしまった。
人種に関わる話なので、今ひとつここにうまく記録する自信がないのでやめておくが、
スパイク・リーのバックグラウンドに触れながら
アメリカ社会の多層性に切り込んだ視点とか、
いやそれよりただ単純に、
英語がよく分からない人間にさえも読ませる文章なのだった。

すごいなあ。
もっと読めるようになりたいなあ。
がんばろっと。











2008⁄12⁄02(Tue) 22:53   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top
20081201


学生だった頃は気がつかなかったが、
大学というのはなかなか贅沢な場所である。

区立の図書館などというところは、
なにしろ混雑しているから、夕方に行って席を確保するのは難しいし、
とくにこの季節、風邪をひいた人が混じっているから空気が悪い。なにかと不便である。

ところがどっこい、大学の教室というのは
7限を過ぎれば学生はほとんどいないから、
暖房のきいた部屋を一人貸切にして9時前まで使える。
(ときどき、清掃しますから退去してくださいと追い出されるが、
おとなしく少し離れた別の部屋に移ればよろしい)

帰宅すると、本、とくに英語を読む気が失せてしまうので、
ニューヨーカーの記事を一つ読み終えて帰る。
(いや、初めて読んだけど、これがけっこう長いんだ、一つの記事が。
論文でもないのに2時間ぐらいかかる。
あちらの記事を読んでみてはじめて、オバマ次期大統領というのが
いかに歴史的か、やっと少し実感が湧く)

あ、大学に行ったのは、今日はローリーというソニーの商品を使って
デモンストレーションをされるということで、行ってみました。
踊るスピーカーみたいな感じのものですが、
手のひらサイズでラグビーボールのような形をしている。
音楽に合わせて回ったり光ったりする。
もともとの用途としては、一つで勿論いいわけだけど、
集団で群舞させると見ていて面白い。(今日は最大10個だった)
下に光を反射するシートがひかれているせいもあって、
暗闇で見ると予想より美しい。
更に鏡を合わせて見せたりもできるらしく、
それは確かに綺麗かもしれない。
1メートルぐらいなら飛んでもOKらしい。かわいかった。

内田樹「昭和のエートス」最後に収められているカミュの話だけ立読み。
異邦人ってどんな話だったかよく思い出せないのに気がついて
シーシュポスの神話といっしょに買って帰る。






2008⁄12⁄02(Tue) 00:06   もろもろ | Comment(1) | Trackback(0) | ↑Top

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