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HASHI『一瞬の永遠』&『未来の原風景』展。


恵比寿写真美術館にて、橋村奉臣さんの展示を見る。

写真を見るのが一番手っ取り早いので、
まずはこちらを。
http://www.hashi-ten.com/ex/

左のシャンパンが吹き上がっている写真に
代表される
「10万分の1秒」という
肉眼では捉えられない一瞬の光景を
撮影したもの、
これが『一瞬の永遠』群。
単純に美しい。
アイデアと撮影技術に感服する、
といった類のものが多い。

そんな美しい作品の中に
果物が腐敗していく過程を撮った
『オフタイミング』
という作品があって
これが
美しい一瞬をそのまま止めておきたい
でも、地球は回ってる
というか、
時の流れなんて止められるものではない
という理想と現実のはざまで
感じる不安というようなものを
うまく表現している。

次いで右側の写真に代表されるのが
『未来の原風景』。

写真の端をギザギザに処理したり
わざと感光乳剤(?と確か解説に書いてあったんだけれど
詳細は不明な何か現像液ですよね、)
を塗ったあとを残したりすることによって、
セピア感というか、古い感じを出している。
これはすでに写真というよりは
写真絵ともいえるようなアート。

未来においても、
「この光景を確かに見た」
と思うような、未来において残る
(魂のこもった)原風景を
写したかったというような言葉を読みながら
妙に納得する。

自分で写真を撮ると、殆ど毎回感じるのが
撮った瞬間は、かなり感動しているのだけれど
後で見ると、殆ど駄作というか
何でこんなのを喜んで撮っていたのだろう、
という場合が多くあり
哀しくなるわけだけれど

それは、たぶんその風景に対する想い
というもの
(それはもしかすると自分だけではなくて
その土地に生きているひとたちのものも含めて)
が現地にいたときにはあって、
それが写真に納まっていない、
納めて表現する技術を持っていないから
なのだろうなと思うわけで。

橋村さんの『未来の原風景』には
確かにどこかで見た
(実際有名な作品や光景を写したものが多いわけだけれど)
その土地にある雰囲気、空気、想い、魂…
というようなものが、
写真を敢えて人工的に処理することによって
そこにおさめられている、、、
そんな気がする。

「一瞬の永遠」と「未来の原風景」が
対比されていることによって
より成功していると思われる展示だと思う。





2006⁄10⁄02(Mon) 09:43   アート・デザイン・建築・空間・写真 | Comment(2) | Trackback(0) | ↑Top


Comment

Re:リンクについての…
random walker→HASHI展事務局様、こちらこそ、リンクありがとうございます♪
2006/10/23 22:40URL | random walker[ 編集]

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2006/10/23 21:41 | [ 編集]

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