実家に帰って大発見をした。
正確に言うと、神田からの帰り道、
午前中の太陽光って
なんて素敵なのかしらと思いつつ
電車に乗っていて、
ふと気がついた。
習い事を沢山始めては
すぐ飽きるのは母譲り、という事実。
母は何かというと
「おまえは飽きっぽいねえ。
何か続かないのかねえ」
が口癖で
「私は、お茶と卓球が長続きしてるのよ」
とふんぞり返る。
(彼女は裏千家の師範を持っていて、
卓球は全国シニア大会で優勝したのを
誇りとしている。
こないだは倉敷かどこかで久しぶりに
負けを喫して、リベンジに燃えているが)
しかし。
その影にかなりの
「捨てられた」趣味があったことが
34年のつきあいで昨日初めて暴露された。
フランス語
ピアノ(これは知ってたけれど)
バレーボール(これも知ってたけど)
組み紐
パン作り
アメリカンフラワー
…もろもろ。
とにかく、
彼女がフランス語を習っていたのには
驚愕した。
あまりに「らしくない」。
小説でさえあまり読まず
刑事コロンボと水戸黄門をはじめとする時代劇を
愛している彼女は
(コロンボは私も好きだけれど)
文学やら語学に関しては守備範囲ではない
という雰囲気が漂っている。
それが、フランス語とは!
本人的にもかなり恥ずかしいらしい。
そうだ。
母は飽きっぽいのだ。
自分のことを棚上げして
娘を責めるのは
世の母の倣いとはいえ、、、
フランス語とは。
笑える大衝撃だ。
とともに、けっこうほっとした。
結局、母は、
自分の飽きっぽさという弱みを
娘に投影して糾弾していたというわけだ。
これは笑える。
よく考えてみると
実家に帰れば必ず1回は言われて頭にくる
そろそろ結婚しなさい、という決め台詞。
(この話が出たら即、帰り支度を始めることにしているのだが)
これもおそらく、
母自身が言われ続けた言葉なのだろう。
彼女も30才台の後半に結婚して
40才を過ぎての初産で私を産んだ。
自分が言われてキツかったことを
何かの義務感を持って
私に返しているんだ、たぶん。
と思ったら途端に、母がなんだか可愛く見えた。
私の素行に文句ばかり言っているのも
ちょっと許せる気がした。
★
中谷彰宏さんあたりの本だと思うけれど
何かを途中で止めることに照準を合わせて
飽きっぽいとか言うのは
思慮が足りなくて
始めるものの母数が少ないから
続くものが残らないんだ、
膨大量のものを始めれば
当然沢山のものを途中でやめるわけだけれど
それでも沢山のことを始め続けていれば
そこから淘汰されて長く続くもの、
残るものが出てくるんだと
いうような話をどこかで読んだ気がする。
かなり曖昧な記憶だけれど。
トライアンドエラーが悪いんじゃない。
その数が少ないから
OKまでたどりつかないだけなんだ。
★
もしかすると
わたしが母から受け継いだのは
飽きっぽさじゃなくて
飽きずに「らしくないこと」に挑戦してしまう
「蛮勇」
なのかもしれない。
もし健康に老いることができたとしたら、
きっとわたしも
母みたいになっていくんだろうな。
それも悪いことでもない
…かもしれない、と今、初めて思った。
★
実家で、留学でもすればと言われた。
留学までいかなくても、大学院とか大学に編入とか
専門学校という手もあるという話をした。
会社を辞めてしまったことは、
まだ話していない。
正確に言うと、神田からの帰り道、
午前中の太陽光って
なんて素敵なのかしらと思いつつ
電車に乗っていて、
ふと気がついた。
習い事を沢山始めては
すぐ飽きるのは母譲り、という事実。
母は何かというと
「おまえは飽きっぽいねえ。
何か続かないのかねえ」
が口癖で
「私は、お茶と卓球が長続きしてるのよ」
とふんぞり返る。
(彼女は裏千家の師範を持っていて、
卓球は全国シニア大会で優勝したのを
誇りとしている。
こないだは倉敷かどこかで久しぶりに
負けを喫して、リベンジに燃えているが)
しかし。
その影にかなりの
「捨てられた」趣味があったことが
34年のつきあいで昨日初めて暴露された。
フランス語
ピアノ(これは知ってたけれど)
バレーボール(これも知ってたけど)
組み紐
パン作り
アメリカンフラワー
…もろもろ。
とにかく、
彼女がフランス語を習っていたのには
驚愕した。
あまりに「らしくない」。
小説でさえあまり読まず
刑事コロンボと水戸黄門をはじめとする時代劇を
愛している彼女は
(コロンボは私も好きだけれど)
文学やら語学に関しては守備範囲ではない
という雰囲気が漂っている。
それが、フランス語とは!
本人的にもかなり恥ずかしいらしい。
そうだ。
母は飽きっぽいのだ。
自分のことを棚上げして
娘を責めるのは
世の母の倣いとはいえ、、、
フランス語とは。
笑える大衝撃だ。
とともに、けっこうほっとした。
結局、母は、
自分の飽きっぽさという弱みを
娘に投影して糾弾していたというわけだ。
これは笑える。
よく考えてみると
実家に帰れば必ず1回は言われて頭にくる
そろそろ結婚しなさい、という決め台詞。
(この話が出たら即、帰り支度を始めることにしているのだが)
これもおそらく、
母自身が言われ続けた言葉なのだろう。
彼女も30才台の後半に結婚して
40才を過ぎての初産で私を産んだ。
自分が言われてキツかったことを
何かの義務感を持って
私に返しているんだ、たぶん。
と思ったら途端に、母がなんだか可愛く見えた。
私の素行に文句ばかり言っているのも
ちょっと許せる気がした。
★
中谷彰宏さんあたりの本だと思うけれど
何かを途中で止めることに照準を合わせて
飽きっぽいとか言うのは
思慮が足りなくて
始めるものの母数が少ないから
続くものが残らないんだ、
膨大量のものを始めれば
当然沢山のものを途中でやめるわけだけれど
それでも沢山のことを始め続けていれば
そこから淘汰されて長く続くもの、
残るものが出てくるんだと
いうような話をどこかで読んだ気がする。
かなり曖昧な記憶だけれど。
トライアンドエラーが悪いんじゃない。
その数が少ないから
OKまでたどりつかないだけなんだ。
★
もしかすると
わたしが母から受け継いだのは
飽きっぽさじゃなくて
飽きずに「らしくないこと」に挑戦してしまう
「蛮勇」
なのかもしれない。
もし健康に老いることができたとしたら、
きっとわたしも
母みたいになっていくんだろうな。
それも悪いことでもない
…かもしれない、と今、初めて思った。
★
実家で、留学でもすればと言われた。
留学までいかなくても、大学院とか大学に編入とか
専門学校という手もあるという話をした。
会社を辞めてしまったことは、
まだ話していない。
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