共感覚の話を読んでいるところである。
「リチャード」という名前を聞くと、
チョコレートの味がする、というような人がいるらしい。
これが共感覚の一事例であるが、
ほかにも、
音が見えたり、景色が匂ったり、味覚が見えたりする
というような。
どうやら幼児期はだれでも
そのような共感覚を持っているらしいのだが、
成長過程で一つの感覚(匂いは匂うだけで見えないというような)
に当てはめられてしまうようだ。
で、なぜこれが気になったかというと、
さっき読んでいた養老さんの唯脳論に
形はリズムだ、という話があって
どうもひっかかっているのと
こないだ聞いた
江村さんの話の中で
作曲という過程において、
楽譜という譜面から伝わってくるものが
ある、というようなことを言われていたのを
思い出したから。
画家カンディンスキーは
音の印象を記号化した。
(『脳と心の地形図』P158)
作家ウラジミール・ナボコフは
(この人はどんな人だか知らないけれど)
自分は色聴だと言い、
言葉の音から色を感じると言っている。
「フランス語の「on」と発音すると、
酒をなみなみと注いだ小さいグラスの、
いまにもこぼれそうな表面が浮かんでくる」
のだそうだ。
(同上P159)
「共感覚の人は、一度にひとつの感覚しか
持てない人より、明らかに豊かな世界を体験している
はずだ。
皮質による情報分類を場合に応じて
きりかえることができれば、
目の前には驚くほど多彩な世界が広がるだろう。
残念ながら、いまのところそれを確実にやる方法は
ドラッグしかないし、
そういうドラッグはたいてい違法である。
共感覚のメカニズムがもっとわかってくれば、
認知の扉を自由に開く安全な方法が発明されるかもしれない」
(同上P160)
これは面白いし、
世の中の役に立ちそうなテーマかもしれない。
★
ペルトの『ヨハネ受難曲』をこれまた図書館で借りて
いま聞いているところ。
予想外にも「当たり」だった。
「リチャード」という名前を聞くと、
チョコレートの味がする、というような人がいるらしい。
これが共感覚の一事例であるが、
ほかにも、
音が見えたり、景色が匂ったり、味覚が見えたりする
というような。
どうやら幼児期はだれでも
そのような共感覚を持っているらしいのだが、
成長過程で一つの感覚(匂いは匂うだけで見えないというような)
に当てはめられてしまうようだ。
で、なぜこれが気になったかというと、
さっき読んでいた養老さんの唯脳論に
形はリズムだ、という話があって
どうもひっかかっているのと
こないだ聞いた
江村さんの話の中で
作曲という過程において、
楽譜という譜面から伝わってくるものが
ある、というようなことを言われていたのを
思い出したから。
画家カンディンスキーは
音の印象を記号化した。
(『脳と心の地形図』P158)
作家ウラジミール・ナボコフは
(この人はどんな人だか知らないけれど)
自分は色聴だと言い、
言葉の音から色を感じると言っている。
「フランス語の「on」と発音すると、
酒をなみなみと注いだ小さいグラスの、
いまにもこぼれそうな表面が浮かんでくる」
のだそうだ。
(同上P159)
「共感覚の人は、一度にひとつの感覚しか
持てない人より、明らかに豊かな世界を体験している
はずだ。
皮質による情報分類を場合に応じて
きりかえることができれば、
目の前には驚くほど多彩な世界が広がるだろう。
残念ながら、いまのところそれを確実にやる方法は
ドラッグしかないし、
そういうドラッグはたいてい違法である。
共感覚のメカニズムがもっとわかってくれば、
認知の扉を自由に開く安全な方法が発明されるかもしれない」
(同上P160)
これは面白いし、
世の中の役に立ちそうなテーマかもしれない。
★
ペルトの『ヨハネ受難曲』をこれまた図書館で借りて
いま聞いているところ。
予想外にも「当たり」だった。
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