ルドン


午後から北浦和に出かけて
埼玉県立近代美術館を見る。
澁澤龍彦の幻想美術館。
http://www.momas.jp/3.htm

かなり「濃い」。
狙って行ったわけではなかったけれど
前から何だか気になっていた
ルドンがあった。

Odilon Redon
http://www.artcyclopedia.com/artists/redon_odilon.html


今朝方めずらしく
神仏霊関係が気になっていたのは
迷惑千万な占いのせいであって、
幸か不幸か
実人生において、
現世利益祈願の神頼みに類することを
本気でした記憶は殆どない。

そんなわけで、
朝方突如気に入ってしまった
高野山に掛軸が所蔵されているらしい
摩利支天の宗教的背景は
全く知らない。
単なる気分であるからして、
深く考えていない。

よく考えてみると、
猪に乗る摩利支天よりも
「ペガサスに乗るミューズ」の方が
格好がいい。
そんなわけで、
気軽な摩利支天信仰は1日も経たずに
終わってしまった。

回り終えて、
ミュージアムショップを
うろついていたら
ルドンが描いたブリュンヒルデの
絵葉書を見つけた。
(本物はニューヨークにあるらしい)

display_image.jpg


そうそう、
伊藤若冲の付喪神図が可愛かった。
http://f.hatena.ne.jp/gen333q/20051223145329



京浜東北線で
ブリヂストン美術館の常設展に向かう。

受付でパンフレットをもらったら、
表紙がまたルドンで
Mystical Conversation。
ルドンさん意外といろんなところに
いるんだね。

日本が好きだったというルドンは、
晩年は屏風絵を描いている。
(相変わらずペガサスの絵だけど)
いわゆる背筋に衝撃が走る類の絵ではないし
何がいいのかと聞かれると困るのだけれど、
敢えて言うなら
色と作品を通して湧いてくるイメージに
惹かれているような気がする。

たぶん、
画家でも作家でも、
好きになるときって
そういうものだ。

色がいいとか
文章がいいとか語りがいいとか、
部分的なものじゃなくて、
いわくいいがたい全体的な何かに
引っぱられちゃうんだろうね。

そんなわけで、
ブリヂストン美術館も楽しかった。

ちゃんとお決まりの
睡蓮とかピカソとかも見た。
マネとルオーが意外に面白かった。
聖猫とか、古いのも良かった。

帰りに丸善に寄って
そろそろ茂木先生の新刊が並んでないかしらと
覗いてみたけれど、
やっぱり、まだない。







2007⁄04⁄30(Mon) 23:13   もろもろ | Comment(0) | Trackback(0) | ↑Top


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