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好奇心


リサ・ランドール博士の講演を聞きに
東大に行く。
『ワープする宇宙』は
まだ途中までしか読んでいなかったし
講演の内容が理解できるか心配だった。
けれど、
以前に放映された
『未来への提言』という番組を
会場で見せてもらった後で話を聞いたから
概要は理解できた。

『warped passages』は
章の冒頭に短いストーリーが載っていて、
詩的な文章の引用もある。
学説だけではきっとついていけない私みたいな人間でも
読み進められるように
工夫が凝らされている。

余剰次元という
イメージしにくい概念を
パンや浴室のシャワーカーテンなどといった
日常的な事物を使って
説明されるところからも
博士の情熱が伝わってくる。

ランドール博士は素敵だった。
理想像に近い人物が目の前に現れて
重度の衝撃。
もし私が二十歳だったら
物理学者を目指したかもしれないが(笑)

悲しいことに三十路も半ばなので、
学者になろうなんて大志を抱くには
至らなかった。

とりあえず受験生用の
物理のメルマガに登録して
勉強することに。
(これだけでもかなり無謀だけれど、、、)

私たちの眼に見えないところに
5次元の世界があるかもしれず、
それがスイスで行なわれる壮大な実験で
実証され、ダークマターや
ダークエネルギーに関する新たな視点へ
繋がるかもしれない。
たとえ実証されずとも、
何か新しいことが分かるに違いない。
ドキドキする。
ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く
リサ・ランドール (2007/06)
日本放送出版協会

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何を知っていて何を知らないかを理解すること、
イマジネーションを働かせること、
いま分かっている以上のことを知ろうとする好奇心。

脳裏に刻まれたランドール博士の面影には
そんなメッセージが重なった。



今回は番組の収録とあって、
茂木先生はインタビュアーに徹して
色々気を回されていた。
同時通訳つきの対談というのは、
なかなか大変だ。

それにしても
先生のブログに引っぱられて
いろんなところに話を聞きにいっているうちに
自分の世界は随分様変わりしたものだ、と思う。

何かを伝えたい人たちの情熱に動かされ、
遅かりしとはいえど
私も知の世界をよちよちと歩き始めた。









2007⁄07⁄28(Sat) 21:31   もろもろ | Comment(0) | Trackback(1) | ↑Top


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 宇宙論や素粒子論好きの小生なのだが、迂闊にもNHKテレビで特集番組を放映された 無精庵徒然草
2007/08/07 13:55

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