テレビで夏の高校野球を見た最後は
一体いつだったろう。
きっと学生時代だろうな、としか言えないくらい
薄ぼんやりした記憶しかない。
ご無沙汰を言い訳にするわけではないが
今日は溜まった家事をしながら
ずっとテレビをつけて
久しぶりに高校野球を堪能している。
今日の対戦は長い試合が多かった。
1試合目は延長11回で日南が神奈川桐光に勝ち、
2試合目はちょうど途中から昼寝していたから見ていないが
2−1で浦和に前橋が勝った。
3試合目の佐賀北と宇治山田は
延長15回で引き分け明後日再試合という
泣ける投手戦だった。
4試合目は20時30分現在まだ続いていて
これまた接戦である。
どちらを応援するともなく、
画面に映る沢山のひとたちが
各々一体何を考えているんだろうとか
ずっと続いた均衡が破れて
勝敗が決する瞬間に至るまでの空気の流れなどを見ながら
このアナウンサー、この解説者のこのコメントは
上手いものだなあ、などと
聞くともなしに声も聞いている。
★
昨日の夜遅く、
平田オリザ演出『バルカン動物園』の
ビデオを繰り返し2回見て、
劇場にいる人の感情を一方向に持っていこうとしない
同時発話型スタイルが好きだと思った。
考えてみると
人間の会話というのは随分勝手なもので
人はそれぞれ、
言いたいことを言って
聞きたいことだけ聞いている気がする。
コミュニケーションとは奥が深いものだ。
どうも最近、用件のない
いわゆる日常会話、対話という類のものを
していない気がして
自分なりに危機感を覚え始めた。
それで、というわけではないけれど
『対話のレッスン』を図書館で借りて、
読んでいる。
★
それにしても
高校野球には、
プロ野球を見ているときには
絶対に起きない気持ちを喚起する何かがある。
映像の中の喧騒とは裏腹に
この試合に負ければ
彼らの夏は終わってしまうんだという
誰も口にはしないけれど
誰もが知っている
やがて来る夏の終わりを予感するからだろうか。
9回表、1アウト。
4点を追う興南サイドからは
沖縄風の音楽が聞こえてくる。
粘りのヒットが出て、
ひときわ声援が高まり、波のようにうねった。
一体いつだったろう。
きっと学生時代だろうな、としか言えないくらい
薄ぼんやりした記憶しかない。
ご無沙汰を言い訳にするわけではないが
今日は溜まった家事をしながら
ずっとテレビをつけて
久しぶりに高校野球を堪能している。
今日の対戦は長い試合が多かった。
1試合目は延長11回で日南が神奈川桐光に勝ち、
2試合目はちょうど途中から昼寝していたから見ていないが
2−1で浦和に前橋が勝った。
3試合目の佐賀北と宇治山田は
延長15回で引き分け明後日再試合という
泣ける投手戦だった。
4試合目は20時30分現在まだ続いていて
これまた接戦である。
どちらを応援するともなく、
画面に映る沢山のひとたちが
各々一体何を考えているんだろうとか
ずっと続いた均衡が破れて
勝敗が決する瞬間に至るまでの空気の流れなどを見ながら
このアナウンサー、この解説者のこのコメントは
上手いものだなあ、などと
聞くともなしに声も聞いている。
★
昨日の夜遅く、
平田オリザ演出『バルカン動物園』の
ビデオを繰り返し2回見て、
劇場にいる人の感情を一方向に持っていこうとしない
同時発話型スタイルが好きだと思った。
考えてみると
人間の会話というのは随分勝手なもので
人はそれぞれ、
言いたいことを言って
聞きたいことだけ聞いている気がする。
コミュニケーションとは奥が深いものだ。
どうも最近、用件のない
いわゆる日常会話、対話という類のものを
していない気がして
自分なりに危機感を覚え始めた。
それで、というわけではないけれど
『対話のレッスン』を図書館で借りて、
読んでいる。
★
それにしても
高校野球には、
プロ野球を見ているときには
絶対に起きない気持ちを喚起する何かがある。
映像の中の喧騒とは裏腹に
この試合に負ければ
彼らの夏は終わってしまうんだという
誰も口にはしないけれど
誰もが知っている
やがて来る夏の終わりを予感するからだろうか。
9回表、1アウト。
4点を追う興南サイドからは
沖縄風の音楽が聞こえてくる。
粘りのヒットが出て、
ひときわ声援が高まり、波のようにうねった。
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